モグワイとのコラボレーション

創造性と情熱は世代を超えることができます。

私たちがリリースした中で最も古いウイスキーである「ザ・リーチ 」は、多くの人が携わった真の共同作業の成果です。 スコットランド出身のバンド、モグワイがザ・リーチのために作曲・録音したオリジナル音源で、真に美しいものを作り上げるために努力をいとわない彼の姿勢を表現しています。

激動の時代に作られたザ・リーチ。ユニークで貴重な精神を育むために必要な情熱と献身的な心を表しており、私たちの歴史、創意工夫、紛れもない個性の強さを証明するものです。 このような比類なきクラフトマンシップが今日まで続いている一方で、ザ・リーチは、そのレガシーを今日そして未来へと受け継ぐ造り手にも敬意を表しているのです。

ドミニク・アイチソン(Dominic Aitchison)、スチュアート・ブレイスウェイト(Stuart Braithwaite)、マーティン・ブロック(Martin Bulloch)、バリー・バーンズ(Barry Burns)が1995年に結成したモグワイは、スコットランド出身の才能あるミュージシャンとソングライターのグループ。これまでに10枚のスタジオアルバムをリリースし、2021年にはマーキュリー賞にノミネートされています。

2021年2月にリリースされた最新アルバム「アズ・ザ・ラヴ・コンティニューズ(As The Love Continues)」は、バンド初の全英アルバムチャート1位、ビルボード全米アルバムセールスチャートトップ10入りを果たし、ヒュンダイ・マーキュリー音楽賞の「年間アルバム」の候補に選出されました。

モグワイとのコラボレーションにより、著名な写真家であり、アーティスト、映画監督でもあるナダフ・カンダー氏がザ・マッカラン エステートとスペイサイド地域を訪れ、周囲の自然、ウイスキー、この特別なシングルモルトの物語に関わった人々を撮影しました。

モグワイの音楽にのせたカンダーの映画は、時の流れをとらえ、ザ・リーチの不滅の精神を伝えているのです。

貴重なデカンタを抱いているスコットランドのアーティスト、サスキア・ロビンソンが彫刻したブロンズ像は、ウイスキーに命を吹き込んだ手を象徴的に表現しています。

1つめの手は、このスピリッツを守るために苦難と逆境を乗り越えた1940年の蒸溜所労働者を表し、2つめの手は、ザ・マッカランの元会長で1940年に蒸溜所を経営していたアラン・シャッハ博士の孫であるアラン・シャッハを表しています。 3つめの 手は、ザ・マッカランのマスターウイスキーメーカーであるカースティン・キャンベルが、81年目にしてこの貴重なウイスキーを世に出す決意をしたことを表しています。